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映画「 ペリリュー ー楽園のゲルニカー 」主演決定!


板垣李光人が、2025年12月5日(金)より全国公開の映画「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」で、主人公・田丸均(たまる ひとし)の声優を務めることが発表された。

主演の板垣はアフレコ前に実際に物語の舞台となったパラオ・ペリリュー島を訪れ、島の各地に点在する戦跡を周った。未だ生々しく残るそれらに、時には言葉を失いながらも当時の若者たちが生き延びようとした痕跡と事実に向き合いアフレコに挑む。

さらに、「お母さん、お元気ですか?ぼくは死んだ仲間の雄姿を伝える功績係をしています」主人公・田丸(CV.板垣李光人)の台詞から始まる『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』特報を解禁。
1944年パラオ南西部ペリリュー島での激戦の中に踏み込んだかのような銃撃戦の音。3頭身のキャラクターデザインからは想像できないほど、戦争のリアルが描かれた本作の一部を垣間見ることができる特報となった。

併せてティザービジュアルも解禁。
ペリリュー島のジャングルの中でノートに島の美しい自然を描き記す田丸と、その隣で田丸に楽しそうに語り掛ける吉敷。二人の周囲を今もペリリュー島に残る傷だらけのゼロ戦や戦車が囲む。過酷な戦地で相棒となる2人の、度重なる戦いの中のつかの間の休息が描かれている。
終戦80年に届ける史実に基づく物語、1万人中最後まで生き残ったのはたった34人という激戦地で若き兵士たちが見たものは―?続報にぜひご注目ください。

映画「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」は、2025年12月5日(金)公開。
ぜひご期待ください!


<板垣李光人 コメント>
終戦80年という節目の年にこの作品に携わり、田丸均という役に命を吹き込むことができる運命には、非常に大きな意味と責任を感じています。
田丸は、遺族に向けて戦場での仲間の最期を記す「功績係」を担っています。
自分もいつ死ぬかわからない状況の中、ついさっきまで言葉を交わしていた仲間の最期を綴る残酷さ。
そしてそんな残酷な現実を時には、愛する人を待つ家族のために美しく仕立てなければならない。
そんな田丸なりの、激しくも繊細な葛藤や感情を大切に描いていきたいです。
この作品に携わるにあたって、舞台となったペリリュー島にも伺いました。

そこには教科書やテレビ、ネットからは感じることのできない、まさしくここで確かに苛烈な戦いが繰り広げられており、たくさんの方々が様々な想いと共に命を落とされたのだと、強く実感しました。
その中には、自分とも歳が近い二十代の若者たちも沢山いたはずです。
彼らの青春や人生に想いを馳せると、とても他人事とは思えません。
80年前も 、2025年の今も、そしてこれからも。

命の尊さは平等でありその尊厳は普遍的であると、そしてそれを我々は自分たちで大切にしていかなければならないのだと、この作品を観て少しでも感じていただけたら嬉しいです。


<あらすじ>    
仲間の最期を「勇姿」として手紙に書き記す功績係――彼が本当に見たものとは?
太平洋戦争末期の昭和19年、南国の美しい島・ペリリュー島。そこに、21歳の日本兵士・田丸はいた。漫画家志望の田丸は、その才を買われ、特別な任務を命じられる。それは亡くなった仲間の最期の勇姿を遺族に向けて書き記す「功績係」という仕事だった。
9月15日、米軍におけるペリリュー島攻撃が始まる。襲いかかるのは4万人以上の米軍の精鋭たち。対する日本軍は1万人。繰り返される砲爆撃に鳴りやまない銃声、脳裏にこびりついて離れない兵士たちの悲痛な叫び。隣にいた仲間が一瞬で亡くなり、いつ死ぬかわからない極限状況の中で耐えがたい飢えや渇き、伝染病にも襲われる。日本軍は次第に追い詰められ、玉砕すらも禁じられ、苦し紛れの時間稼ぎで満身創痍のまま持久戦を強いられてゆく――。
田丸は仲間の死を、時に嘘を交えて美談に仕立てる。正しいこと、それが何か分からないまま...。そんな彼の支えとなったのは、同期ながら頼れる上等兵・吉敷だった。2人は共に励ましあい、苦悩を分かち合いながら、特別な絆を育んでいく。
一人一人それぞれに生活があり、家族がいた。誰一人、死にたくなどなかった。ただ、愛する者たちの元へ帰りたかった。最後まで生き残った日本兵はわずか34人。過酷で残酷な世界でなんとか懸命に生きようとした田丸と吉敷。若き兵士2人が狂気の戦場で見たものとは――。


■特報映像
https://youtu.be/nkcMaN_50Ug


「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」
2025年12月5日(金)全国公開
配給:東映
©武田一義・白泉社/2025「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」製作委員会

▽映画「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」公式サイト
https://peleliu-movie.jp/

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